💛着床出血とは？

着床出血とは、妊娠初期に起こる現象であり、受精した卵子が子宮内壁に着床する過程で起こります❗

胎盤のもとになる絨毛が内膜に侵入していくのですが、その際に内膜の血管を傷つけて子宮内膜の一部が剥がれると少量の出血が起こります

着床出血はすべての女性になるものではなく、着床出血をしたからといって必ずしも妊娠したという意味ではありません⚠

専門家によると、４人に１人の女性が経験するそうですが、中には生理と間違えてしまう人も多いようです💦

💛着床出血はいつおこる？

着床出血がおこるタイミングは妊娠３週頃（性行為後約１週間後）で次の生理予定日に近いため、

「生理がきたと思ったら妊娠していた」というママさんも多いようです

妊娠期間は、最後に生理が始まった日を「妊娠0週0日」としてカウントします☝

卵子が排卵されるのは妊娠2週頃にあたり、このタイミングで精子と出会い受精できると、1週間ほどかけて子宮へ移動し、

着床するのは妊娠3週頃にあたるため、着床出血がおこるのは妊娠3週をすぎたあたりから次の生理予定日ごろになります。

つまり、着床出血は次の生理予定日の1週間前から生理予定日の前後ごろにおこる可能性が高いです‼

💛生理との違いは？①

着床出血が起きても、不正出血かな？と勘違いしてしまい、のちにあれは妊娠のサインだったんだ！と発覚するケースは少なくありません。

着床出血のもっとも特徴的なものを5つご紹介します！

①色

着床出血は一般的に色が薄く、ピンクや茶色みを帯びている場合が多いです。

反対に生理出血は鮮血のような色をしていますが、子宮にしばらくとどまっていたりすると酸化が原因で茶色みを帯びてくるので

着床出血と間違いやすい部分でもあります。

②量

着床出血の量は生理中の出血より少ないものになります。

生理用ナプキンを変えなければいけないほどの出血は生理や不正出血の可能性が高く、

下着や生理用ナプキンに若干付くくらいの出血であれば着床出血と考えていいでしょう👌

③痛み

多くの場合、着床出血は痛みを伴わない場合が多いです。

しかし、生理痛とは少し違うチクチクやピリピリ、ズキンとした腹痛や腰痛を感じる方もおり、生理痛と同じような鈍痛である場合もあります⚡

その他、胃痛や恥骨の痛み、さらにお腹や胸の張り・違和感など軽い生理痛に似た痛みを感じたりすることもあります。

このように生理とは少し違った形で症状が現れますが、これだけでは正確に区別が難しいです。

💛生理との違いは？②

④タイミング

周期に沿って決まったタイミングで来る生理に対し、着床出血は性行為後約一週間後に起こる場合があります。

⑤期間

一般的に何日か継続して続く生理とは違い、着床出血は数時間～２日程度と短いです。

💛妊娠確認は生理予定日後に！

では、着床が疑われる出血や痛みがある場合、その時点で妊娠したことになるのでしょうか？

残念ながら着床出血があったからといって妊娠確定とはなりません😞💦

市販の妊娠検査薬では関係を持ってから少なくとも着床出血してから２週間が経過しないと確認出来ないものがほとんどです。

また、着床出血と着床痛は着床過程中に起こる現象の一つであり、着床が完了したという意味ではないのです😱

受精した胚細胞は、着床が完了する前に約46％が流産してしまうといわれています。

これを「生化学的妊娠（化学流産）」といいます。

着床出血をした約3日後から、尿中にhCG※がでてきます。

着床出血があったのが生理予定日前後であれば、早期妊娠反応検査薬を使えば、その3日後から検査できますが、

その他市販の検査薬を使用する場合は、生理予定日の1週間後から使用するのがいいでしょう😇

※hCG…妊娠検査薬が反応する元となるホルモン物質

着床で疑われる出血や痛みを感じた後、予定日を過ぎても生理が来ない場合は、

その時妊娠検査薬で妊娠を確認するのが良いでしょう。

痛みがひどい場合や違う症状が現れた時は他の婦人科疾患の可能性もありますので、早めに婦人科で診てもらいましょう☝️

そしてもし、妊娠を確認できたら、

赤ちゃんがお腹の中で無事に育つように

アルコールやタバコ、カフェインの摂りすぎなど、

生活習慣を見直すことから始めてみましょう🐣💕